2018年12月
自動車ガラスの凍結防止
今年の年末はどうやら荒れた天気になりそうです。
雪国へ、スキーやスノボーに出かけられる方も多いと思います。
悩ましいのがガラスの凍結です。
対策として、解凍スプレーが売られていますが、ホディ、フロントガラスへの接合部への影響など懸念されています。
フロントガラスに限れば、シートをかぶせておくことも得策ですが、濡れているガラスには使用できません。凍りついて取れなくなる恐れがあります。
お湯をかけるのも危険です。飛び石などで傷んでいる部分から割れてしまう事があります。
ちょっと前まではスクレッパーなどにより氷を除去していましたが、撥水コーティングをしておくと比較的簡単に除去できます。
私も毎年、大晦日から元旦にかけて家族で雪国に行きます。毎年恒例なのですが、みなさんもお出かけの際は運転に注意下さい。
フィルム施工で騙された?
ウルトラビジョンフィルムが貼りたくて、貼ってもらえるお店をネットで探しだし、総額で一万円安かったので依頼したところ、約束した時間に行ってもお店開かず、30分後にやっとフィルム屋さんが現れたそうです。
それだけならまだいいのですが、フロントガラスを除くすべてのガラスにウルトラビジョンフィルムを施工したらしいのですが、リヤ5面はプライバシーガラスの為、ウルトラビジョンの恩恵は殆どありません。何となくグリーン光る程度です。
おまけに、運転席も助手席も透過率75%ありますので問題ありませんと言われたそうです。
お客さんも運転席、助手席はもともと透過率76%ぐらいということは知っていたらしいのですが、その時は納得してしまったらしいのです。
当店でフロントガラスにオーロラフィルムを貼ったついでに運転席の透過率の測定を頼まれ測った数値が67%です。76%の透過率のガラスに80%のフィルムをはり、透過率75%確保できるはずがありません。
これでは車検にパスできる数値ではないのでお客さんも悩んでいました。
フロントガラスへのフィルム施工が増えてます。
近頃、多種、多様なフィルムが出回り、施工するガラスもリヤ5面だけでなく、フロントガラスへのフィルムを希望されるお客さんからの問合せが増えてます。
フロントガラス、運転席、助手席は透過率が70%以上ないと車検に合格できないので、殆ど色のない透明に近いフィルムを施工する訳ですが、透明の断熱フィルムだけでは面白みがないので、角度を変えるとオーロラのように色が変化するフィルムが主流になっています。
全ての車種のガラスの透過率が同じわけではないので、施工後の透過率もり違いが出ます。
最近の国産車のガラスは透過率は低く、フロントガラスでは70%以上確保できても、運転席、助手席は67%ぐらいになってしまいます。
それでもネット上では車検にパスできたという記事が出ていたのでお願いしますと言われても、その時はたまたまパスできただけかもしれません。ネット上の噂を信じては危険です。
3M透明断熱フィルムクリスタリン CR-90
知合いからどうしてもと頼まれ、仕入れることにしました。
まだ納品されていませんが、断熱性能に関しては他メーカーの透明断熱フィルムと同等、若しくは少し上かもしれません。
しかし、その差を実感できるとは思いませんね!
とにかくフィルムの価格は高いです。
まだ納品されていませんが、フイルムの施工性には興味があります。
失敗しても文句はいわないということなので気楽に施工できます。